何でもないことにしようとしていた

つまんない意地を張ってしまうのはどうしてかな?

別にそんなことしたって、意味ないし、余計に嫌われるだけなのに素直になれない。

特別いい奴でも、素敵な奴でも、優しいって訳でもない。

でも気になる。

好きと言えば、好きかも知れない。

でも、もうそんな熱は冷めた。

振り向いてもくれない人を追いかけるほどバカじゃない。

楽しそうにしているあなたを見ると、許せなくなる。

心が狭い。

 

全部忘れてしまいたい。

無かったことに出来たらいいのに。

無かったことなんてしたくないのに。

 

あーあ。だ。

あーあ。

 

自分がどうしようもなく嫌になる。

コントロールが出来ない。

一人になると嫌になる。

 

一人になんかなりたくない。

みんなよく笑っていられるよね。

 

もう、わたしには必要のない人だから。

いらない。

あげる。

持っていって。

 

そして泣かされたらいい。

私のように。

 

誰も泣く人がいないなんて許せない。

 

「苦しみ続けるがいい!」って笑ってあげられない。

 

私が惨めになる。

 

嫌うほど、自分が嫌いになっていく。

 

あの姿は私。

 

人に優しくして、笑わせて、楽しませて、関わり続けて、助けて、許して、誠意を尽くして身を粉にしてくれるのは、私の心の実態だ。

 

だから嫌いだ。

あんないい人が私であるはずがない!

 

私は汚く、醜く、人を悪くいい、欠点を並べ立てて言いふらし、傷を確かめ合い、利用し、味方の振りをして困らせ続けるのが私でなければならない。そう、こっちが私らしい。あの姿は私じゃ無い。

 

いなくなれ!

 

ずっと念じていた。

 

ずっとそう感じていた。

 

消えてなくなるのは私の方だった。

 

あれが私なら、私として認めたらいい。

 

私は誰よりも私に優しいのだから。

 

私に戻ればいい。

 

いつからか、こんなに捻くれてしまったのか?

 

どこからはじまったのか?

 

 

 

 

思い出せない。

 

 

 

「良い子だね」

 

 

ふと、母のそんな声が聞こえた気がした。

 

 

そうか、これが「良い子」なんだと、嘘つきの私を褒められて嬉しくないのに、嬉しい振りをはじめたんだ。

全然良い子じゃないのに、良い子を装ったんだ。

だから良い子を見ると、嫌いになる。

どうせ、あなたの心も闇で染まっているに違いない!

だから、私は騙されない!

 

 

違った。

良い子を装う人は、私と同じだからとても好きになれる。

良い子を装わない良い子は、嫌味にしか感じないんだ。素直で純粋な人相手じゃ、私が責められている気がして嫌になる。

私は悪い子です。

 

 

私の話を聴いてくれる良い子は、良い子を装おう悪い子の集まりです。

だって、陰口ばかり叩いているもの。

悩みを聞いてくれる安堵の裏に、悪い心を肯定し続けて、考える力を麻痺させて、洗脳し続けて、堕落の道に引きずり落としてくれていました。悪い心に共感されて嬉しいって感じてはいけなかったんだ!!

私って本当に醜い!!

 

 

知ってた、わかっていた!

これが愚痴であることが!

これが文句であることが!

本人に直接言えない言葉の数々だから!

言えば、自分の心の闇の全てが払われると知っているから言えなかったんだ!!

どうか見つかりませんように! と願い続けていました。

最低な私を助けに来ないように。

私が消えてしまうから。

ずっとあなたが怖かった。

 

 

 

「お前なんて嫌いだ!」

 

 

 

私の聴きたい言葉がやって来た。

そう、その言葉を待ち望んでいた言葉。

母から言われたい言葉。

「そんな子は母さん嫌いです」

そんな子とは、私が私を嫌うような事をしたままにして、それをずっと人のせいにしていること。

誰でもなく、自分が自分を嫌っているだけなのに、あたかも人の問題とすり替える心を、母は嫌っていました。

 

お母さん、ごめんなさい。

 

 

ずっと謝りたかった。

嘘で喜ばせている自分を正直に見せて、嫌われるのが怖かった。
嫌われないといけなかったんだ。
この子が居続ける限り、私は私ではいられないことがわからなかった。

 

好きな人を嫌う私は嫌いです。

好きな人を好きといいます。

 

 

お母さん、大好きです。

 

ずっと母の愛を拒んでいました。

母に許されていることを確かめるのが怖かった。

一度、母に打ち明けてみようと思う。

 

「お母さん、私のこと嫌い?」

 

バカなことだけど、聴いてみよう。

確かめてみよう。

母の前で許してもらおう。

「私は悪い子です。それでも愛してくれますか?」

と。

 

 

 

ずっと、確かめられずにいたことです。

悪い子はどこにも居場所がありません。

嫌われ続けると思い込んでいました。

許されてはならないと思っていました。

あなたが許す人だから、嫌いになりました。

許してください。

私を愛してください。

 

 

愛してくれているから、逃げ出した私を、私が抱きしめて許します。

 

 

 

ずっと一人が怖かった。

 

 

だから、どんな自分でも側にいて欲しいって、人を嫌い続ける自分に側にいて話しを聴いてもらっていました。

その子に従えば、何でも出来るって気がしていたの。

何もしてくれなかった。

だから、もうさようならする。

お別れです。私よ、私にさようなら。

ばいばい。

 

 

 

自分を嫌って良かったんだ。

人を悪くいう自分は、残していてはダメでした。

消えてなくなれ! と言えば消えました。

もう、それは私じゃないことがわかるから。

私は、良い子でした。

そう、良い子だったんです。

母に褒められた良い子なんです。

良い子です。

 

 

ずっと褒めて欲しいのは私が私自身に対してでした!

 

私よ、いつも側にいてくれてありがとう。

私を支えてくれてありがとう。

何も言わずにいてくれてありがとう。

気づいたから。

 

私はとてもいい人です。

 

 

 

母の温もりを覚えていますか。

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